罰則はある?トラブルが起きた際の保証もチェック

ペナルティが科されやすい事例

運送会社がドライバーにペナルティを科すケースは大きく分けて3つあります。1つ目は、配送遅延や誤配など、指定された場所に納期通りに届けられなかった場合です。この場合のペナルティは罰金を会社に収めるケースが多く、配送遅延の場合は1時間遅れるごとに幾ら、誤配1件につき幾らという具合です。罰金が科されない場合でも、評価点としてカウントする会社もあり、この場合は昇給や減給に影響します。2つ目は荷物の汚損や紛失に関するケースです。なかには製品代を全額弁償させられたり、買取りを命じる会社もあります。最後に交通法規に関する罰則です。交通違反を抑制するためにペナルティを設ける会社があります。スピード違反や駐車違反で減点や罰金など社会的制裁を受けるだけでなく、会社からもペナルティを科されるとダブルパンチとなる為、かなり大変です。

ペナルティを科されない為にすべきこと

ドライバーが会社からペナルティを科されない為にすべきことは2つあります。1つは、責任範囲の明確化です。例えば、配達遅延や誤配については、渋滞等の道路事情、雪や台風などの気象条件、依頼主の住所の記入間違い等の場合、ドライバーが責任を持つのか否か、事前に確認しておきましょう。また、ペナルティだけでなく、会社がどこまで補償してくれるのか、その範囲も確認しておきましょう。

もう一つは、記録を残すことです。荷物の汚損や紛失については、積込前の荷物の状態をチェックし、汚れや傷がついている場合は予め写真を撮っておきましょう。紛失は、得てして不在置きの場合が多く、これを避けるには事前に荷受人に連絡し、どこに荷物を置くか指示を受け、やりとりを残しておきましょう。交通違反については法令順守が一番大事ですが、万が一会社から指示された場合、日時や指示した人を記録しておき、後日、証明できるようにしておく事が大事です。

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